『彼はゲイには見えないな
そうね、でもあなたは優しく見えない』
少し脚色されたリーアム・ニーソン夫妻の闘病生活を見ているようでした
妻は、化学療法を止める決断をしたい末期がんのゲイ男性ピーターが話し相手
夫は、パートナーの化学療法を止めるのを受け入れられず彼の死を恐れるスティーブが話し相手
同じ悩みや痛みを持つ者同士にしかわからないものがあります
抗がん剤治療のため脱毛した妻の毛を剃る夫
手術前の痩せて髪の毛のない妻との抑えたベッドシーンが切なかった
二人はあと何年、横に並んで同じ道を歩いて行けるのでしょう?
ここからは映画と関係ありませんので読み飛ばしてください
実は最近、後期高齢者である母親が乳癌の告知を受け今月末に摘出手術とその後の抗がん剤治療を予定しています
腫瘍が大きいらしくステージや転移などの詳細もわからないため、本人の気持ちも落ち込んでいて一日おきに連絡しているものの、気休めの言葉くらいしか伝えられません
そんな中、たまたま飽和状態なマイリストを整理していて見つけたこの作品が目に止まり色々考えさせられました
そしてこの後母親に起こる変化を改めて知るこになり、私にも何か出来ることはないか模索してみようと思いました
まずは久しぶりにまた顔を見せに帰らなくては、、、