ニュースなどで見る映像よりも、より「人」にフォーカスして、映像の中にいる「人」への思いが溢れてくる。彼らの気持ちが分かるなんて軽々しく言えないけれど、映画を通して現場を疑似体験し、彼らの気持ちを聞くことはとても貴重な経験ではないかと思う。
彼らが私の「友達」であったなら、もしくは「私自身」であったならと想像することで、彼らの思いに寄り添い「分断」を回避することができるのかもしれない。
世界は地続きで、起こっていることは全て自分にも繋がっている。
「分断により思考停止が起こり、その先にあるのは民主主義との別れだ」
堀さんの言葉が現実味を帯びている今、私ができることを考えたい。