このレビューはネタバレを含みます
この戦いの前情報が無かったので、普通のベトナム戦争の映画だと思い視聴した。
もし始めにこの戦いについての情報が映像にあればより一層楽しめたのかもしれない。
内容としてはベトナム戦争ものですが、尺の割に映像が良く似たものが多く、中だるみがあったと言える。
まるで引き伸ばしのためかと思うほどスロー映像があり、間が悪い。
そもそも、題名からしておかしいと言えるのではなかろうか?
デンジャークロースは極限着弾と訳されているが、実際にそういう砲撃は1回程度しかなく、なんなら主人公は小隊であり砲撃部隊ではない。
一方、戦闘の激しさは良く理解できるものだった。
代わり映えのしない戦闘だと言ったが、ジャングルにおける突撃側と防衛側の話なのだから、当然移動は少ないでしょう。
迫力についても、約100名対2000名なのだからすごいものです。
そして、最後に両陣営が勝利したとしているところ。
この一文を入れたところが、本作品のレビューを引き上げた物といえます。
もしなかったとしたら、ただのプロパガンダ作品と同レベルまで落ちていたと思います。
見て損をしたとは言いませんが、結局少し古風な戦争映画としか記憶に残らなかったですね。