りょーこ

デンジャー・クロース 極限着弾のりょーこのレビュー・感想・評価

4.5
極・限・着・弾
え…ダサww

しかも彩プロ。
さらに微妙作『殺し屋チャーリーと6人の悪党』監督…

が、予告もまともで火薬量も相当だったし、ムビチケを頂いたので初日にGO♪

そして最高でした!!!
やるじゃん彩プロ(笑)

薬莢も出てたし、砲撃もぼっかんぼっかん!

誰が誰だか分からない戦争映画あるある現象が起きてましたが、一人異様に死亡フラグ立てまくる人だけは分かったw

エンドロール時には、本人画像、当時の映像も。
改めてこれが実際に起きた悲惨な戦争だったのだな…と脳裏に刻まれました。。。



1966年8月、南ベトナム。
オーストラリア軍司令部のあるヌイダット基地がベトコンからの砲撃を受けた。

その後、ハリー・スミス少佐は小隊を率いての発射地点特定の偵察を命じられる。

しかし、ロングタンのゴム園付近でベトコンに遭遇、包囲され、機関銃掃射を受けてしまう。
ジャングルの中、応援部隊も望めない絶体絶命の状況。

「この場所を我々ごと砲撃せよ」

少佐はついに"デンジャー・クロース"を要請した…



経験不足の若い兵士108人 vs ベトコン2000人

爆撃も銃撃も恐れず何度でも何度でも数で攻めて来るベトコンの恐怖。。。

壮絶でした。

そんな中でも部下を仲間を守ろうとする者、戦地から遠い所で適当に指示を出すだけのアホ上司、様々な境遇が描かれている。

兵器も沢山!
P90みたいな上にマガジンつけてる銃とか、物凄い火を吹く榴弾砲とか、機関銃、装甲車などなど…

手榴弾やグレネードランチャーがあまり出て来ないのは疑問。
あとグロ描写はほぼ無し。

その為、パッと見の悲惨さは少ないので、戦争映画入門には良いかと!

ツッコミ所はありますが、ロングタンの戦いについて、初めて知ることが出来たし、何より彩プロなのにこの火薬量、脚本力は素晴らしい☆

少しでも興味のある方は、是非劇場でご覧頂きたい作品でした!
りょーこ

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