マーク・ラファロ主演、製作も自ら担当した、渾身の環境保護への祈りを込めた作品。
アメリカの巨大企業デュポンが長年に渡り、隠し続けて来た商品開発で生まれる環境汚染を大手弁護士事務所の本来なら企業側の弁護士ロブ(マーク・ラファロ)が、祖母のよしみで訪ねて来た農場主の現状を視察してから、事の重大さに憤慨してデュポン相手に立ち向かう事に。
今作は、実話がベースであり、マーク・ラファロがこの問題を扱った記事を読み、自ら映画の権利を買い取り製作した、渾身の一本。
脇を固めたのは、上司にティム・ロビンス(ショーシャンクの空に)、妻役にアン・ハサウェイ。そして、この映画で問題とされるテフロンが、いかに我々の生活の中に欠かせないモノの一部として、使われているかを知ると、ゾッとする。
