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カミーユのairiのネタバレレビュー・内容・結末

カミーユ(2019年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

観てて、つらい。
他国のことと割り切れたら、アフリカの写真を皮切りに各地を渡って有名写真家になれたのに、アフリカに感情移入しすぎたカミーユ。魂が惹かれるのに理由はないんだろうな…。
カミーユの母が、偉大すぎる。私だったら、娘を送り出して、迎えられない。暴力はびこる他国に行くなんて、見守れない。彼女のやりたい事を尊重し、自分ができる精一杯の支援をするなんて、これが子の自立と人格を認める真の母の姿なんだろうけど…。
セレカに怯えてたのに、今度は暴力を振るう側にならざるをえなかった彼のことも、観ててつらい。そうしなければ自分も周りも守れなくて。。
フランスでのお酒を飲んでクラブで躍るシーンとの対比がつらい。
アフリカの内戦を描いた作品(グッド・ライ、マシンガン・プリーチャー、魔女とよばれた少女)は、どれも胸が締め付けられる。
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