「白人女性である限り壁ができる。」
ウクライナのことがなければ、名画だと思うことはなかった。(映画自体は普通)
ウクライナで行われてることは論外だとしても、明らかにウクライナだけ特別視されすぎている。(ジョージア侵攻のとき誰かこれほど騒いだだろうか)
ヨーロッパ人の考える「世界の外」「報道しても金にならない対象」であるアフリカの紛争を敢えて報道する、この映画の主人公にスポットライトを当てたのは意義深い。
アフリカでは、ウクライナで行われることよりも、もっと残酷なことが行われているが、明るみに出ることは滅多にない。
ウクライナのことで胸を痛めるのは当然として、他の不幸な地域のことに今までそれほど関心を持っていなかったことを改めて考えさせられた。