ろまらん

情事のろまらんのネタバレレビュー・内容・結末

情事(1960年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

この監督さんは「赤い砂漠」で好きになったので、モノクロはちょっと残念。でも始めからカメラいいなあと喜んでたら、サンドロ、婚約者捜索してるのにすぐ綺麗なお友達にチューしてびっくり。細いソフィアローレンみたいな女優さんの場面とか、ヴィッティが田舎町歩くのを男みんなが見る場面とかも凄い。イタリア男恐るべし。
ヴィッティもダメ、とか言いながらくっついてるし。いつも不機嫌で可愛くないアンナはどうなったのか、後半忘れられてそのまま終わった感じでガクっとなりました。この訳わからなさが当時新しかったのか。
ヴィッティのドレスやスーツがお洒落。アンナを探し回る場面に、センスの良さを感じる画がたっぷりあるのは嬉しい。
ベンチで涙を流すサンドロ、ハナが出たままなので赦してあげたくなった。泣きたいのずっと我慢してたんだな、きっと。
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