ぷっくせんちょー

メリー・コルヴィンの瞳のぷっくせんちょーのレビュー・感想・評価

メリー・コルヴィンの瞳(2018年製作の映画)
3.0
内戦中のシリアに潜入し、戦闘に巻き込まれて殉職したメリーや、同行したカメラマン、通訳士などのドキュメンタリー。
彼女は以前取材中の爆発で被った失明で黒い眼帯をつけトレードマークとなっている。
シリアに潜入してからメリーを亡くし脱出するまでのドキュメント作品となっているが、メリーが亡くなった瞬間もサラッとただ伝えるだけで、どちらかというと内戦による民間人の壮絶な内状を伝えることと同じくらい、残った者たちのシリアからの脱出がいかに大変だったかが映し出されている。
タイトルにん…??って感じ。

ポール(同行のカメラマン)が言っていた「これは戦争じゃない、虐殺だ」に同意。

政府軍が反体制派への攻撃のみだと示しているのが嘘だと言うことが作品を通して分かる。
実際にも、メリーが亡くなったのは反体制派の仕掛けた即席爆弾によるものだとシリア政府が発表したが、ポールは否定。
秘密裏にしていたメディアセンターの場所を政府軍がかぎつけ故意に攻撃したことが分かる。