羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来のぴっぴろぴーのネタバレレビュー・内容・結末

アクションシーンがとても鮮やかで綺麗。キャラ一人一人の個性がしっかりあって、見た目も覚えやすい。妖精としてもまだまだ若い小黒の成長していく様、無限と打ち解けていき人間も悪いばかりでないと考えをあらためていく姿は健気でとても純粋だった。癒し効果がすごい。冷徹で生真面目な性格なのかと思ってた無限が意外と抜けてるところがあり、真剣な顔でヘマやらかしてるところが本当に面白かった。
風息がやったことは決して許されることではないけれど、妖精として長い時を生きる中で何度も何度も考え、いろんな道を探ったけれど、ああするしかないという結論に至ったかと思うと本当に辛い。小黒たち妖精を傷つけたくなかったはずなのに手を出してしまうほど風息は追い詰められていた。新しい妖精は生まれない。昔はもっと周りにいた妖精たちがどんどんいなくなっていくことに風息は焦ったんだろうね。つら……。