点心

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来の点心のネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

 よかった!

 小黒かわいい。主線太めのはっきりくっきりした絵で、背景は水彩みたいな感じできれい。アクションの動きがめちゃめちゃダイナミックで、動かす場所も大都会で規格外。
 大都会といえば、航空障害灯(ビルの四隅で赤く光るランプで、飛行機がぶつからないように高層ビルにつく)がめちゃ光ってたので都会レベルが高いな…と思った。あと中国の地下鉄手荷物検査あるんだ〜と知って面白かった。

 小黒かわいい(2回目)。猫の動きがめちゃかわいい。ムゲンが小黒つかんで戻して襟正してあげたり、花の妖精さん(なぜかCV宇垣美里)が小黒にお花くれたあとのカットでムゲンの髪に花が差してあったり、細かい動きがかわいい。

 いろんなキャラ出てたけどメイン3人のキャラがはっきりしてたからわかりやすかった。
 ロジュの声山口勝平だと思ったらイノスケの声の人だった。人気声優だ! フーシーも仲間もただ住みかを守るところから始まったと思うので、小黒のいうように勧善懲悪で割り切れない。人間がすまんな…。

 最後の戦いはX-MENだ…と思ったけど中国の少数民族と体制側と見る人もいたし、フーシーをアシタカに会えなかったサンと言った人もいたし、いろいろ思い出させるかんじ。「子ども(小黒)に対しての大人(フーシーかムゲン)」がいちばんしっくりきた。ムゲン、監督によると最後本当に小黒によかれと思って館に連れてきて、それっきりと思ってたらしい。無償の愛…。

 妖精設定(霊域とか領界とか)は吹き替えだと厳しいので漢字がほしい!と思った。パンフレット売り切れてて買えなかった。ラバストかわいかったけど4週目の小黒が寝てるイラストカードもかわいい…。

 どうやら小白と会うのはこの映画から4年後らしいんだけど、4年の間に何があったの!? 師匠どこいったの🥺 と情緒が不安定になってしまう…。アメコミにあるようにいろんな話のパターンの一つで並列ならいいんだけど…。
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