中国の個人制作webアニメ発の商業アニメ映画。
小規模制作のアニメ作品ながらも中国で初週1位の大ヒットを飛ばしており、
日本でも池袋で期間限定の上映のはずが、異様な口コミの良さで現在も上映拡大中の話題作だ。
何も前情報を入れずに初日に観たが、おもしろすぎて驚きを隠せなかった。
わたしが直近で見た中国アニメは紅き大魚の伝説だったのだが、そこからクオリティからストーリーも作画もなにもかもが段違いに素晴らしかったのだ。
そして純粋におもしろい。
おもしろすぎる。
かなりオタク受けしそうなキャラと設定なのに、話が超王道ファンタジーで、背景がジブリ感満載優しいタッチのハイクオリティな作品なので万人受けしそうだと思った。
これ、きちんと日本語吹き替え作って欲しいし、人気声優使ったら大ヒットする!!
今日観たのはGoogle翻訳みたいな字幕だったけど、それでもおもしろかった。
バトルは市街地はボンズ、森の中はナルト、川の上はFateを彷彿とさせ、そのレベルに負けていないクオリティで、アクション作画オタクも大歓喜だ。
今作はwebのアニメを見ていなくても全く問題ない。こちらは作画は鬼なのにストーリーはほのぼの日常系という作品で、映画で興味を持った人が見るのは楽しいと思う。
素晴らしいアニメに出会えて幸せだが、もしも今年の日本アニメに天気の子と海獣の子供とプロメアがなければ、悲しくなってしまっていただろうな。
追記。
11/17に池袋で3回目の鑑賞。
まさかの字幕がリニューアルされている。
前回よりかなり読みやすくなり、字幕に追いつけない、という事はなくなっていた。
しかし
各キャラの印象がかなり変わってしまったなぁと。
無限さまが大人なのにシャオヘイに敬語を使ってた初回字幕が好きでした。