haru

ミセス・ノイズィのharuのレビュー・感想・評価

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)
3.8
2020/12/7 鑑賞。
TOHO西宮にてレイト鑑賞。

主人公の真紀はミュージシャンの旦那を持ち小説家で1児の母。
幸せな気持ちで新居に越して来たが真紀はスランプで執筆が進まなかった。
ある早朝、隣の布団叩きが耳に付いた。
ペンの進まない現状、子育てのストレス・・・。
苛立つ真紀は隣の奥さんに軽くクレームを付けた。
その日から真紀は隣の家族に対して不信感を抱く様になる・・・。

あまり期待していなかった作品だったが・・・。
何年か前に布団叩きながら「出て行け‼️」と叫ぶオバサンが有罪判決を受けたニュースがあり「あ~、あの事件モチーフの作品かぁ・・・」と思い出しての鑑賞でしたが。
イヤ、ストーリーの展開が良くて観入りましたね‼️
楽しめました‼️
最初は真紀側からの視線の物語だが中盤からは騒音オバサン側からの視線で物語が進むんだけど、それが「鏡の中の世界」に入った様な真逆の気持ちになるのが新鮮だった‼️

気軽にSNSにアップロード出来る「無責任な投稿」の怖さや
「マスコミの報道の仕方での世間の印象」の怖さの警鐘的にも解釈出来る作品として「構成が練れていているなぁ」と満足感しちゃいました😊。

全く期待してなかっただけに
(失礼💦)凄く得した気分にしてくれる作品でした‼️
haru

haru