焼きそばソース

ミセス・ノイズィの焼きそばソースのネタバレレビュー・内容・結末

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

正直、本で読みたかったという感想。
監督の力量不足であるのか、映像化することで細かい部分の雑さがノイズになって、その度にさめてしまった。

個人的にノイズになった部分
◯繁華街でスケボー乗る?まぁ乗ったとしては、ホステスさんがいるお店に、スケボーでいくかね? キャラ付けにしても…

◯フィクションの飛躍にしても、あのタイプの扉の前で、ついさっきわかれたばっかなのに、堂々とお隣さんの愚痴、不信に思ってること言うかね?

◯YouTubeに投稿する動画。ん?このアングルで撮れるとこにカメラ設置してなかったでしょ?

◯1日家に篭ってたとしても、お隣であんなことが起こっているのに、流石に全く気付かなかったはないんじゃない?

◯子どもを抱えて走る女性。マイク1本しか持ってない男性。普通に考えて、どっちの方が走るの早い? あの距離で、追いつかれないのはなんとも腑に落とせない。100歩譲って追いつかれないとして、女性が左に曲がったのをリポーターたちはみたのに、そっちを見ずに通りすぎちゃうのは流石におかしい。しかも、あんな曲がってすぐのところに、特に隠れる感じでもなくしゃがみこんだら、普通はすぐみつかる。

まぁ、この他にも細かく、ん?それ現実的にどうなの?って思うことが多々。
どっちかっていうと、まぁフィクションなんだけど、リアリティが高い方の作品なので、故に現実ではそうしないよね?とかがとてもノイズになる。

あと、主演の女優と絡むと、みんな芝居が下手になる。
これは主演女優がひとりよがりでお芝居をしているからだ。
ラスト付近、おばさんに謝るところ、あそこはやっぱり泣いてないと。
涙出ろー涙でろーって顔でやってるんだもんなぁ。
フィクション度が高い作品ならいいと思うんだけど、リアリティラインの高い作品で、そんな言い方を考えてる、受け方を考えている芝居はだめだよ。
だったら、監督が、パッパっカット変えるよつに編集して、作品自体のフィクション度を高めてあげる。
あのお芝居でロングテイクでみせられても、ボロがでるだけだ。

その点、あの甥っ子の子は誰にでもスッと合わせられてて大変上手だなぁと。
今作でお芝居を見ていられたのは、甥っ子くんとホステス嬢のシーンのみ。

実際の騒音おばさんの事件。
真相だと思われる話をネットで読む方がずっと衝撃的だった。