ボンバー

ミセス・ノイズィのボンバーのレビュー・感想・評価

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)
1.2
劇中、小説家の主人公が編集者に指摘される。「人間は白黒じゃない、もっと真ん中に色々ある(うろ覚えですすいません)」的なセリフが、本作に対する強烈な皮肉になっていると感じました。

その「白/黒ではない」というのは、白が本当は黒で、黒が実は白。といった単純な反転ではなく、たとえるなら、グレーというか、正義もそれ以外も対等、もしくはそれを判断することさえできないことやものを指すのではないのでしょうか。

劇中に掲げたテーマに対して、本作は本当にこれでいいんでしょうか。大いに疑問です。
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