ちょー謎な作品すぎて面白かった笑
まず、そもそもの話なのですが、とにかくイラン人の顔が見慣れていない上にみんなもじゃもじゃで悪人顔で、途中までどっちが悪い方で誰が良い人かコンフューズなまま観ることとなってしまった。
そして、これ一番大事。
ジャスト6.5って言うけれど、一体何が6.5だったのかが全く不明。。。薬物の重さを測るシーンはあったけれど、あれは別に6.5kgとかじゃなかったし、、、なぞ、、、
でも、イランで麻薬がホームレスから蔓延するというのは本当の話なのだそうで、作中あったホームレスがつくるコミュニティってのも実在するのだそうで。大量のホームレスのエキストラはモノホンのホームレスさんなのですって。あのコミュニティがなんともいえない一番の衝撃だった。
タイの刑務所を描いた「暁(とき)に祈れ」と何が違うかと言うと、タイは刑務所の中でヒエラルキーがあってまとめている人がいたということ。イランにはそんなものはなく、みんなが生きること出所することに精一杯。他人は知らない。その感じが賄賂なんかにも繋がっていくし、本当にカオスだった、、
見慣れてないのはアタシの経験不足なだけ。イランにはいい監督もいるし、これからもっと面白くなっていきそう。