ヨハネスもマークも、そして叔父さんもクリスを気にかけていて、幸せになって欲しいのに、クリスが自分で自分を抑えてしまっている。
ちょっと後半は気が滅入ってしまうような感じだった。
でもクリスは叔父さん…
終始曇天な暗い天気なのですが、不思議と見終わった後ほっこりする作品。
クリスは優しくて、自分の夢や未来を叔父の世話より優先するなんてきっとこれまで考えても来なかったんだろうと。だからこそマイクや獣医…
「なんであの人を?」
「体操をしないと衰えてしまうからさ」
「私がいるでしょ?」
「お前もいつか別の道へ…」
「別の道って?」
「分からんが、一生ここにはいないだろ?」
「家に入って」
「見送るよ…
2023.2.7
これは問題作ですね笑
叔父と年頃の姪が一緒に暮らしてるってすごい。お互い唯一の家族とはいえ、それぞれを想い気遣ってるのが、ちょっとだけヒリヒリする。マイクが良い人っぽくて良かった…
酪農、おじさんとの食事、買い物といった生活の質感が非常に高く、主人公が抱える言語化し得ない複雑な感情や、人と人の伝わりづらい思いやりが伝わってきた。
連続する日常で切り取られた登場人物たちの人生の一…
淡々と日常を見せられただけなのに、いろいろ考えさせられた。
もっと夢や恋愛に突き進んでって勝手に応援してしまったけど、クリスの方からしてみれば大きなお世話で、心底求めているのはそうじゃない。
クリス…
突然終わった。
20代の子が老人の犠牲になることはない。そのままの日常が続くのは残酷だ。
「いい映画だった」で終わらせたくない。おじとの変わりない日々を選んだとしたら、そう選ばざるを得ない親を亡くし…
世界が拡張する瞬間、新しい感情に気づいた瞬間のときめきと同時に想起されるいまの生活が変わっていってしまうことへの恐れ。
コペンハーゲンにいくとき、叔父さんとさよならするときの顔が印象的だった。もう…
日常は繰り返す。
いや、繰り返すから日常なのだ。
テレビから流れる世界のニュースも日常の前を過ぎて行く。
しかしその日常が、突然壊れてしまうかも知れないというトラウマと共に
生きるのも、また日常だ…
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