わたしの叔父さんの負け犬チョンミのネタバレレビュー・内容・結末

若いクリスが体の不自由な叔父さんの介護を強いられると言う重苦しい作品ではありません。
寧ろ、若いクリスの方が農場以外の世界を殆ど知らないせいもあって、叔父さんに依存しているようながしました。

クリスと叔父さんのナイス・コンビネーションは、正直、いつまででも見ていられる。
確かに二人は肉体的，経済的に辛いだろうけど、幸せなのだろうな、、、、、、
でも、叔父さんは高齢でいつ死ぬか分からないし、クリスも獣医になりたいのであればそろそろ勉強を始めないと手遅れになってしまう。
このままではイケナイ事は、映画を鑑賞しながら誰もが感じる事であろう。

映画は、特に結論は出ずに、いつもの淡々とした日常を送るクリスと叔父さんの家のテレビがぶっ壊れたシーンで終わる。
個人的には、大事なテレビが壊れた事をキッカケに農場を売るか人に任せるかして、二人が新たな人生を送る事を選んだと信じたい！！！

叔父さんを一人にしておく事が不安なクリスが、デートに叔父さんを連れて行く姿がシュールで笑ってしまいました。