ナユRA

わたしの叔父さんのナユRAのレビュー・感想・評価

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)
4.0
自立することの難しさ。良くも悪くも変化って怖いよね。〝我慢〟と〝諦め〟て子供の頃に慣れちゃうと、自分が何をしたいのかとか、それに気づいても素直に行動することがめっちゃ難しいと思う。親代わりの叔父を失うことの怖さから手取り足取り世話して、家の仕事も頑張って、ほんとは恋もしたいし勉学に励みたい。でも、でも、と葛藤する。そりゃ葛藤するわなっ!

作品の中で親を14歳で亡くしたて言ってて、自分の親はけっこう大変なひとたちだったけど、それでも生きててくれただけでよかったなと急に思えて泣けたな。

あと、ぼちぼち笑えるシーンもあって、お尻出すとこは笑ったわ。他のシーンは他の観客も笑ってたけど、たぶんお尻のとこで大きく笑ったの自分だけな気がして恥ずかしかったな。

そんな感じで数ヶ月ぶりに劇場で映画見ました。コロナが怖くてとかじゃなくて、映画を以前より見たいと思わなくなってしまったんだな。マスクする暮らししてるせいか、マスクしてない映画のひとたちを見ると、はるか遠く昔のものに感じたり、気持ちが移入できなくなったりで。でも久々に映画見たら楽しかったな。

やっぱ当たり前に人の顔を見て、距離を気にせず接したいね。


作品メモ
深い青色の壁紙。
これにしよ。
ナユRA

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