『わたしは元気』との併映。
豚舎で働く男の7日間。
めくるめく平凡な日々。雨が降ったり、寝る前に本を読んだり、入れ歯を洗ったり、映画館で爆睡したり。
あまりに代わり映えしないから、退屈だったけど…
東京国際映画祭で監督賞を受賞した渡辺紘文監督作品。
見逃して以来ずっと見たいと思っていましたがアップリンクで開催中の大田原愚豚舎特集でやっと見ることができました。
何も無い田舎町の豚舎で一人ただ黙々…
尖っている。モノクロで突き進む映画。
監督が自分の映画を観ながら寝ていたシーンがあった。俺の映画を観たけりゃ、観てくれという解釈で良いのだろうか……。何なら、訪問販売で売りつけようとして、家族が警察…
去年の冬に渡辺監督特集に連日通っていたな…と思いながら1年越しの新作
七日とほぼ同じじゃないかと思ったけどこっちの方が淡々としてた気がする…
新鮮かと聞かれたら同じ監督で同じ感じの映画を見てるから、…
「七日」と、ほぼ同じ。
なのに、全然印象が違った!
音楽の効果なのかなんなのか、
こちらの方が丸いイメージ。
削ぎをとした感じ、
映画史へのリスペクトを感じる。
「裸の島」の様な、違う様な。
…
ウーディネ極東映画祭にて鑑賞。
おばあちゃんと二人で暮らし、ひたすら豚小屋の豚に餌をやり、一日を過ごす男。
彼の一週間を描く。
監督作品で唯一未見の『七日』のセルフリメイクとも言えるような作品。…
豚飼いの男の働く姿をただ淡々とモノクロで描くだけの衝撃作。
何も起きない日常を描くだけだが、繰り返しのルーティン、映像美が結構病み付きになる。
北関東郊外の農村を舞台に、年老いた祖母と二人で暮らす…
©大田原愚豚舎 ©FOOLISH PIGGIES FILMS