このレビューはネタバレを含みます
ある男の一週間を、同じことを繰り返す構成で表現する。普遍的な人間の生活の描写としては、まさに繰り返し運動だと思う(特に現代は)ので一貫されたこの手法がかなりマッチしていたと思った。
そしてモノクロに…
アップリンク吉祥寺の大田原愚豚舎特集vol2で観賞。
養豚場で働く男の日常をただ淡々と描いていくだけなのに、尋常じゃない緊張感のようなものが75分間途切れることが無い。
映像は研ぎ澄まされているし音…
わたしは元気と併映だったけどすごい映画だったなあ
大きな出来事は何も起きないし、人間の感情の起伏も無い
静かに淡々と日常が進むだけなのに見ることができてしまうのが不思議
豚の叫び声の風の音とか凄まじ…
大田原愚豚舎特集vol.2で観賞。
渋川清彦目当てにみた『そして泥船はゆく』以来、ずっと追いかけ続けている待望の渡辺兄弟の新作だけどいつもの饒舌と笑いを封印して淡々と一人の男の日常を描いてゆく。
映…
『七日』をさらにソリッドに進化/深化させた大田原愚豚舎の日常描写映画の最新作。
東京国際映画祭での監督賞受賞も納得の異常なまでのストイックさと唯一無二の個性に圧倒された。
バン・ウヒョンの撮影、渡辺…
東京国際映画祭で監督賞を受賞した渡辺兄弟の新作。
大田原愚豚舎の十八番ともいえるミニマリズムに貫かれた日常描写の現時点での到達点とも呼べそうな作品。
音割れした風の音や、聞いたことの無いような激しい…
映画ってめちゃくちゃ面白いな、と本作に再認識させられた。何も起こらない『パターソン』。何も起こらないのであればそれはもはや『叫び声』としか言いようがないのだけど。彼は何を読んで、ノートに何を書き綴っ…
>>続きを読む©大田原愚豚舎 ©FOOLISH PIGGIES FILMS