映画大好きザウルスくん

野獣処刑人ザ・ブロンソンの映画大好きザウルスくんのレビュー・感想・評価

野獣処刑人ザ・ブロンソン(2018年製作の映画)
3.0
ブロンソンのそっくりさんが主演する『狼よさらば』のモノマネ映画。チープで過激なゴア描写、よく分からないストーリー、銃撃戦の軽さ…どこを取っても低予算C級アクション映画だけどブロンジーは悪くないのでちゃんとした製作陣と組めばパロディの域を抜け出せそう!

主人公の名前は「K」なんだけどこれって『狼よさらば』の主人公がポール・カージー(Paul Kersey)だからそのオマージュだよねきっと。

1作目だからゴリゴリのパロディだったけどそれはまあブロンソン激似アピールだったからそれでいいと思う。次作からは魂は受け継ぎつつアイデンティティを出していって欲しいところ!

そして本作は必ず吹き替え版で見て欲しい!ブロンジーがブロンソンに似ているのはもちろんだけど、それ以上に大塚明夫の吹き替えが大塚周夫まんまでビビった!寡黙なキャラだからセリフ自体は少ないんだけどまるで過去作の吹き替え音声を再使用したんじゃないかと疑いたくなるレベルだった!感動!次作以降ももちろん大塚明夫吹き替えでおなしゃす!!

何となくだけどブロンジーを活かした作品作るなら低予算でゴア描写しっかりしてて無駄のない作品が得意な監督がいいから最近スティーヴン・ラング主演の『ヴェテラン』とか撮ってたジョー・べゴス監督なんかと組めばいいんじゃないかな?

ブロンソンファンとしてこれからも応援しております👏✨