ラ・ジュテのgesuのネタバレレビュー・内容・結末

とっくに理解の範疇から外れている実験的ショート静止画SFモノクロ映画。セリフなしのオールナレーション、約30分の悪酔い。
雰囲気や胡散臭い怪しい設定は好き。
途中ちっちゃい声でぶつぶつ何言ってるのか聞き取れない。
見ちゃいけない物見てる感は大事。女の唇が後ろの方でちょっと動く以外全部静止画。
これまたSFの12モンキーズの元ネタらしい。未視聴だからあとで見る。
時間を超えてミライ人の資源当てにするって笑えないね。
目につけるアイマスク、なんか昔の未来感。
タイムリープものなのに全くワクワクしないのは色使いからか、ディストピア的世界観からか。
結局支配層の欲しがった未来エネルギーなんか彼にはどうでも良くて、過去一瞬空港でみた彼女に会えるのが全てだったんだろう。
だけどそれは過去？妄想？にとらわれてしか生きてないわけで、サクッと秀逸なオチで話が纏まる。
個人的にですがモノクロなのでトーンが落ち着いていて、映画というよりアニメ、というより漫画っぽい印象でした。
画力えぐい漫画家とかに漫画描いて欲しいと思いました。
とか書いてるとメディアミックス批判派原作ガチ勢に怒られそう。
総じて好き。