きのぴ

ラ・ジュテのきのぴのレビュー・感想・評価

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)
3.6
スライドショーのような静止画の連続とナレーションで構成された、初めて観るタイプの映画。文明崩壊後の地下世界で、主人公は危険な時間移動の被験者に。過去には愛する人が、未来には人類の希望があり、やはり主人公は過去を選んだ。
白黒画の無機質さと地下世界の抑圧的な生活がマッチしているし、30分弱の短い時間の中に印象的な場面が結構たくさん詰まっている。こういう伝え方もあるのかと、映画の多様性をまたひとつ知ることができた。
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