いざわ

ラ・ジュテのいざわのレビュー・感想・評価

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)
3.9
静止画と音楽と朗読で成り立つ、すこし小説に近いような映画。
朗読の合間、音楽や画から何を読み取るかで情報の豊かさの印象がぜんぜん変わりそうだ。ストーリーはSFの先駆けという印象。どこを切り取っても美しい。
モノクロ映画の方がライティングの効果が映えるね


⚫︎あらすじ
近未来、廃墟のパリを舞台に少年期の記憶に取り憑かれた男の時間と記憶をめぐる、静止した膨大なモノクロ写真の連続(通常どおり撮影したフィルムをストップモーション処理している)で構成された、“フォトロマン”と称される短編。95年、のテリー・ギリアム監督の「12モンキーズ」は本作を原案にしている。特殊上映の形で何度か上映はされてきたが、正式な劇場公開は今回が初めて。監督・脚本・撮影はヌーヴェル・ヴァーグ期、アラン・レネ、ジャック・ドゥミ、アニエス・ヴァルダら左岸派(ゴダール、トリュフォーらの活動拠点の“カイエ・デュ・シネマ”編集部がセーヌ右岸にあったため、比較してこう呼ばれた)の代表格の映画作家、クリス・マルケル(「ベトナムから遠く離れて」「サン・ソレイユ」ほか)。
(映画.comより引用)
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