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ラ・ジュテのtoaのレビュー・感想・評価

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)
3.5
観てよかった。たった30分弱のモノクロ写真と音楽でこんなに研ぎ澄まされたストーリーが出来るなんて感嘆。すごく余韻があって、思い出す度にこれから何度も観たくなりそう。

そこは地獄の淵。明らかにアウシュビッツや長崎の廃墟が影響している世界観が見てとれた。
"平和な未来ではなく幸せだった過去に戻りたい"って、なんて退廃的で人間味のある願いだろうと共感してしまう。
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