約束のネバーランドののんじのレビュー・感想・評価

　競争社会にて頭の良い子は未来が保証されていた一昔前の終身雇用と年功序列という時代を想定してしまう。固定観念で物事を判断し、個性よりも平等が叫ばれ貧富の差が少ない社会の理想でもあったのだが、この映画は人間がある一定の年齢で食べられるためだけに生きることに過酷さを感じる。人間が家畜と同じ取り扱いのような話に恐怖、しかし最期のシーンは少しホッコリした。