アキラナウェイ

レゴ ブリッキュメンタリー A Lego Brickumentaryのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

3.3
進化し続けるレゴの世界。

レゴ大好きなので、レゴのドキュメンタリーを。お金と時間と飾る場所があれば、絶対ハマり込んでいた筈。いや、待てよ。レゴに必要なのは、そんなモノじゃない。幾つになっても失われない遊び心なんだと気付かされる。

もはやおもちゃであっておもちゃじゃない。

出るわ出るわ、兵(つわもの)達が!!

凸凹のブロックを組み合わせる。
ただ単純にそれだけの事なのに
子供も大人も皆んなが夢中になっている。

創業以来、形を変えないレゴブロックは何十年前のものと今のものとでも結合出来る。改めて考えると、それは凄い事。

車を作る。
家を作る。
街を作る。
お城を作る。
映画を作る。
実物大の"X-ウィング"(「スターウォーズシリーズ」の宇宙船)を作る。
中でも圧巻だったのは、「ロード・オブ・ザ・リング」の"裂け谷"。映画の世界観そのままの再現度に驚愕。

レゴの無限の可能性にひたすらワクワクさせられる92分。

ナレーションはジェイソン・ベイトマン。「レゴムービー」的な、動くミニフィグが様々なレゴの可能性を紹介してくれる。

レゴ大好きな著名人として、エド・シーランの姿も。

今やレゴはレゴ社の手から離れ、ユーザーのものとなっている。ユーザーの考案したモデルで人気投票を行い、優秀なモデルは製品化されるというCOOSOOプロジェクト。

惑星探査機をデザインする者、はたまた、レゴ社では扱わない銃火器をデザインする者まで現れる。

「よく遊べ」を意味するデンマーク語「leg godt」が由来と言われる社名。

「よく遊べ」

これは今の自分に妙に響く。

U-NEXTでの配信は10/30(日)の23:59まで。