るい

濡れ髪牡丹のるいのレビュー・感想・評価

濡れ髪牡丹(1961年製作の映画)
4.4

免許皆伝の腕前だっ😤5/5


市川雷蔵ファンになって毎日のように雷蔵作品を見ていよいよ50作品目です🥰🙌

ヤクザの跡目試験に合格したら3000人の手下の親分の座と女親分を嫁にできる。その試練にスーパー何でも出来ちゃう瓢太郎が挑戦する。

オープニングから可愛い、めっちゃ粋!
あー好き。ほんま好き。「濡れ髪シリーズ」全部好きやったよー!4だけ配信にないからどうにかして見なくちゃ。

風来坊の瓢太郎を演じるのは我らが市川雷蔵。柔術、そろばん、書道、お花、俳句に絵、剣術も弓もぜーんぶ免許皆伝の腕前!雷蔵さんのドヤ顔炸裂😤💥

ちなみに元歌舞伎役者の雷蔵さんの歌舞伎シーンはかなりレアなのでは?その上、成田屋免許皆伝の腕前じゃとの事で🤭ふふっとなります。

女親分おもんには京マチ子さんが扮する。強気でしっかり者な役がピッタリ。

紅一点の字の如くいつも赤いお着物着ていらして可愛い👘仕込み傘での殺陣もカッコいいしあのアングルでは傘☂️が映えるしいいね!

おもんの弟の岩ぼんや手下のにょろ松も憎めないやつで瓢太郎との掛け合いが楽しい。お酒注いで欲しいのに注いでもらえないにょろ松、そのままお開きになる展開には笑ってしまった。

そして、ただただ喜劇展開かと思いきや、「流れ三つ星👹」っていうアイコニックな敵が登場。外国人が好きそうなお面までつけて、めっちゃいい感じなのよ。

スーパーなんでも出来ちゃう瓢太郎ですが苦手なものがあったり、夜6時から朝6時まで鍵かけて自室に閉じ籠ったりとどういう人物なのかは最後のお楽しみです😘
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