一つの映画を超えた奇跡の映画。
映画ファンサービス歴代No.1映画。
ハリウッド映画界において何重ものハードルを乗り越えて奇跡的に実現した作品だと思う。
一時はディズニー(MARVEL)とソニーピクチャーズとの反目でこの世に存在しなかった可能性も充分にあったスパイダーマンの新作。
予想を遥かに超えてきた。
この映画を現実化した全ての関係者に感謝したい。
そして、
MCUを超えて描かれたスパイダーマンの因縁と感情の決着に涙が止まらなかった。
右隣の学生も左隣のカップルも泣いていた。
この映画には赦しと救済、決断と別れ、ピーター・パーカーが試される全ての試練があった。
見終わった後、心が震えていた。
「エンドゲーム 」以来の喪失感と高揚感と余韻の深さがあった。
同時にいよいよ本当にフェイズ4の核心に踏み込んだと確信した。
今までMCUを見てきて良かった。
今までスパイダーマンを見てきて良かった。
是非、劇場で、できればIMAXで観てほしい。
エンドロールのラスト1秒まで見逃さないで欲しい。
壮大な風呂敷の広げ方は、まるで無限に広がる魔法の絨毯に乗せて未知なる世界に連れてゆくかのようだ。
マーベルシネマティックユニバースと共に生きる幸せを骨の髄まで味わおう。
呆然としたまま劇場を出ると、残雪に太陽光が反射して眩しかった。
天晴れ‼️