岩ちゃん

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームの岩ちゃんのレビュー・感想・評価

5.0
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」《神作》

〜大いなる力には、大いなる責任が伴う〜

すべてのヴィランに、すべてのスパイダーマンに、すべての親愛なる人にありがとう…

何も言えることはないです。
ただ、これから先もスパイダーマンを愛してる。それだけは誓う…

ネタバレなしで語ります。

過去全作を鑑賞してから今作を見るのは前提です。そして今作は「供養映画」です。なぜ供養をする必要があるのか、それはスパイダーマンのヴィラン達が「望んで悪に染まったわけではない」ということが関係しています…

また供養をするのはヴィラン達だけではなく、過去の「中途半端に終わらせてしまった作品達」のことも指しています。サムライミ版もアメイジング版も悔しい形で完全には完結することなく物語を終えました。今作はその供養でもあり、完結編まで担ったとんでもない映画なんです…
その方法は是非劇場で…

もちろんMCU版の一旦完結編でもあります。正直今作は良い意味で後味が悪い映画でもあります。トムホスパイディは新たに新三部作が予定されていますが、それを踏まえて鑑賞するとラストで「あ、ようやく彼はスパイダーマンになったんだな」と…ここからが本当の始まりなんだなと納得がいく希望の完結

ノー・ウェイ・ホームとは一体どういう意味なのか。それは映画を見ればわかるはず。今までスパイダーマンを好きでいて良かった、そう心の底から思えるファンサ大傑作です。スパイダーマンという作品を抜きにしても、別視点で描いたこのヒーロー映画は作品としてあまりにも秀逸すぎる…ありがとうジョン
岩ちゃん

岩ちゃん