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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのSSRTのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今作は、すばりスパイダーマンエンドゲーム
これまでのシリーズを追いかけてきたファンへのサービス映画のようだった
マルチバースの扉が開いてからはポンポンとかつての敵が登場し、テンポ良くサンクタムへ拉致
物語の都合上仕方ないかもしれないが、敵キャラがかなり物分かりのいい性格になってるのがちょっとモヤモヤ
特に、元々少しネジが外れてたマックスは、エレクトロになり完全にネジがぶっ飛び蜘蛛狩りをしていた真っ最中にこっちに来たはず、にしてはかなり話の通じるナイスガイになっていたのがとても違和感
サンドマンはあんなにノリのいいやつだっけ?もっとシリアスな雰囲気を漂わせていた気が…

物語中盤、アメイジングスパイダーマン(アンドリューガーフィールド)が登場
このシーンはどうやったって興奮せずにはいられなかった
一度終わったアメイジングの世界の続きが見られたようで、アンドリューピーターが動いている新たなシーンを見られるのは、まさに夢のような体験だった
そしてそして、その直後に初代スパイダーマン(トビーマグワイア)も登場
アンドリューピーターはスパイダーマンのスーツを着てマスクを脱いでの登場だったのに対し、トビーピーターは私服のままゆったり歩いくる、というのが彼らのそれぞれの性格を表しているようで素敵だった
その後トムホピーターとも合流し、そこからはまるで我々ファンが思い描いていたかのようなシーンの連続

初代スパイダーマン映画は4作目が企画されていたが、監督の降板?による打ち切り
アメイジングスパイダーマンも次回作が企画されていたが人気の低迷により打ち切り
志半ばで終わったそれぞれのスパイダーマンの世界の続きを描き、終止符を打つような作品となっていた
2人が元いた時間軸はそれぞれの本編よりも後の時間軸らしく、本編の後に2人がどう生きているかをほのめかしていた
2人とも最近腰が痛いと嘆き、トビーピーターは恋人とうまくやっていく方法を見つけ、アンドリューピーターはグウェンが亡くなってから怒りに支配されていたと…
グウェンを亡くした時と似たような状況でMJを救えたことで、少しは心の救いとなったのかな?そうであるといいな

グリーンゴブリンは初代スパイダーマン一作目の敵ということもあってか、物語をかき回す重要なキー役となっていた
オリジナル作品と同じように悪魔の囁きでピーターの心を乱し、アクションもパワーアップ
トムホピーターの心をあれだけ抉ったのは後にも先にもグリーンゴブリンだけなのでは?邪悪な顔がとても恐ろしく素晴らしかった

結果的にマルチバースの壁を破りMCU世界にやってきた敵を皆元の人間に戻し、トムホピーターの記憶を全世界の人間から無くすことで壁を閉じ一件落着となった

エンドクレジットでエディブロック(トム・ハーディ)が出てきてまたもや興奮し体温が爆上がりしたが、結局元の世界に戻ってしまった
シンビオートのかけらを残して…
トムホとトムハの絡みを期待したが、おそらくこれはファンサービスで、シンビオートを残すための舞台装置だったのかな?と思うと少し残念
2人のコラボがあることを期待する

以上、鑑賞直後に思ってることをただただ書き連ねるだけのレビューとも言えない内容でした
とにかく、最高でした
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