ちいかわ

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのちいかわのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

公開初日からめちゃめちゃ評価高かった理由を観て納得。
これはやばい。ずるい。激アツ。

ついでに4DXを初体験。想像以上の激しさ。隣りの連れが椅子からちょくちょく跳ね上げられてて心配なるレベル。
水が噴き出るたびに眼鏡ふくはめになるけど、オフにせず楽しみまくった。

前作のラストからそのまま続いてる始まり。
ピーターの正体がバレてその周りの人々も捕まってしまい、大学進学にも影響が。過去に戻してほしいとドクターストレンジに頼んだことから、世界がおかしくなってしまうというお話。

ストーリーが分かりやすくも(過去作観ていれば)骨太で、よく一本の映画にまとめたなと思う。ドラマ並の濃さ。

ピーターの優しさと成長がこれでもかってくらい詰まってる。

以下ネタバレ
観てない人は観てから見てね絶対。






事前情報を一切仕入れずに観てたので、衝撃の連続。
アンドリュー・ガーフィールド出てきた場面、最初ワープホール内のシルエットでヴェノムでも出てくるんだろうなと思ってたのが、まさかのアメイジングで口が開いた。と同時に、さすかにトビー・マグワイアは出ないか、、と少し残念に思った矢先の私服の初代おじさん登場。叫びそうになったのをなんとか抑えた。にしても老けたなーー。自分の中でスパイダーマンは彼なので、感動で泣きそうになった。

たしかに過去作のヴィランが出てきた時点で察するべきだったけど、制作が違うからその展開は予期してなかった。なんならファー・フロム・ホームのラストで初代のおっさんが出てきた時点である話だったんだろうな。

そこからの3人のやりとりは全部にやにやが止まらない。初代、二代目の過去と現在もがっつり触れつつ、それを乗り越えた上で三代目にかける言葉はエッッッッモ!
二代目がMJ助けたときの泣きそうな表情もえぐい。。

初代だけ体内から糸でるんはやっぱ不思議がられててわろた。
初代がピーター2で二代目がピーター3で三代目がピーター1なのややこしすぎてわろた。

3人がスーツ着て自由の女神に着地した画は広告ポスターにしたかっただろうにってくらいカッコよかった。

にしても、忘れ去られるエンドはきついっす。
これで完結ですか?救ってあげて。。

しかし、この作品を楽しむには、スパイダーマン過去7作品、アイアンマン3作品、アベンジャーズ4作品、キャプテン・アメリカとシビル・ウォーの2作品、ついでにヴェノム2作品の計18作品は最低観てから臨まないといけないのにはハードル高すぎてひいた。

[追記]二度目の視聴
二度目はIMAXで観た。ストーリーも頭に入ってたこともあり素晴らしく没頭できた。
なんなら二度目の方が楽しめたと思う。冒頭からすでに眼潤んでもてた。
二代目が出てくるシーンでめちゃめちゃ身構えることもできて、一度目になかったワクワクも追加された。
3人が自由の女神でダラダラと話してるシーン、延々と見てられる。

見返して気づいたポイント

・ウィレム・デフォーの表情の扱い方がえぐい。ノーマンのふりしたゴブリンだと分かって見てると、表情だけのカットが多いのに気づく。何気なく喋ってたセリフも心の中で一拍間をおいてノーマンのフリをする準備をしてるように感じられる。ピーターがセンスでゴブリンを見破った時の動きも、かなり様子を見計らってる様に見えた。

・MJとの最後の会話で、「他になにかいる?」と聞かれたピーターがじっとMJを見つめながら、幸せそうに「なにも」と一言。MJが無事なら他に何もいらないというふうに受け取れた。

ていうか、トム・ホランドの表情切なすぎ。そんな顔されたらこっちが泣くわ。ラスト、ストレンジと会話するシーンでは序盤と比べてかなり成長した顔に変わって見えた。

新たな考察も何個か。

・ネッドがヴィランになるわけないだとか死んだりする話が出てきたのが気になる。さらっと話してた魔法使いの家系だというセリフも重要すぎる。初代の親友だったハリーのように、今後ヴィランになる?

・力を失ったマックスと二代目が話してるときに出てきた話題。黒人のスパイダーマンもいるかもという話に。次回作は黒人のスパイダーマン?

また観に行くかも。
ちいかわ

ちいかわ