スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホームのMark0726のネタバレレビュー・内容・結末

初代映画スパイダーマンからのスパイダーマンファンとしては期待の3倍以上の感動だった。

予告の段階で今までのスパイダーマン映画とコラボする事はわかっていたが、どう収集をつけるのか、心配なところがあった。

そもそも元々のスパイダーマン好きとしては、MCUの中のスパイダーマンが数あるヒーローの中の一人としての扱い、世界観に少し慣れないところがあった。

その中で今回のこのノー・ウェイ・ホームの結末は、スパイダーマンファンにとってこの上なく完璧なものだったと思う。

歴代の悪役だけではなく、歴代スパイダーマン達ともコラボし、さらに彼らを救う事で原作の結末をアップグレードしている。

これだけでも凄いのだが、最後開いてしまったマルチバースを閉じるための代償として、MCUピーターを全ての人の記憶から消す

もちろん、MCUの他のヒーローも同様

そうする事でとっ散らかったMCUの中のスパイダーマンの存在感を独立した確固たるものとして再認識させ、その結末は収集がつかないどころか原点回帰とも呼べるべきほどの純化されたスパイダーマン映画となった。

最後のスパイダースイングのシーンで嗚咽してしまった。。
スパイダーマン好きとして最高の集大成映画だった。