一休

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームの一休のレビュー・感想・評価

5.0
トム・ホランドがスパイダーマンを演じるようになって、アイアンマンと出会いがあり、アベンジャーズに入って、ご近所ヒーローから世界を救うスーパーヒーローとなったわけだが、それ以前にも数人がスパイダーマンを演じている。
その世界観をつなぐミッシングリンクというか、これからのマーベル映画のつながりを示唆する映画になっていた。
そういう点、マーベルは上手いよなぁ~と思う。
なんたって、序盤で出てくる弁護士が、盲目なのに異常な身体能力を持っているという事自体、「ああ、デア・デビルも作るわけね♪」と理解させてくれるし、先に【ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ】を観ていたら、「ははぁ、そう繋がるわけね♪」とこれまた回答をくれる。
しかも、今まで作ってきたスパイダーマン作品そのものが、ここで繋がるという離れ技までやってのけるとは、まったく脚本家の発想力が凄いとしか言いようがない。
アベンジャーシリーズとして大団円を迎えた後の、マーベルヒーローズに関するルートをここから始めるとなると、アイアンマン=ロバート・ダウニーJrの役回りをトム・ホランドに任せたいのかとも思えてしまう。
それも良いかもしれないが、本来ご近所ヒーローという役回りだったスパイダーマンが巨大ロボットに乗って、悪の宇宙軍団と戦うようなヒーローにならなければ良いと思う一休なのであった。(ノ ´ー`)ノフッ
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