わこつ

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのわこつのレビュー・感想・評価

4.5
色々あって大学に入れなかった主人公がDr.ストレンジに頼んで魔法で大学入れるようにしてもらおうとしたら宇宙規模の騒動に発展しちゃうお話。(どんな導入)
ホムカミから続いてきた新スパイダーマン3部作の完結編。(まだまだこれから続きますように)

お馴染みの3人衆に加えて今作ではベネディクト・カンバーバッチ、JKシモンズ、ウィレム・デフォー、ジェイミー・フォックスなどなど、他の映画では堂々と主演張ってるような名優達が集まって存分に演技力を爆発させている。
存在感と存在感がぶつかり合ってアベンジャーズ級。ムジョルニアとキャップのシールドがぶつかったくらいの衝撃が映画館に炸裂。
特にウィレム・デフォーの表情筋にはビックリ。なんでアカデミー賞取ったことないんだろう。

そして本作のために少し遠出してDolbyCinemaというもので鑑賞したのだけど、音響で椅子が震えていた。自分が震えてるのかと思ったけどあれは確かに椅子。
スパイダーマンのスーツの質感が生々しく感じ取れて、キスシーンの太陽は眩しく輝いて胸を強く掴まれた。
闇のシーンはもう闇。手元も見えない。
値は張るものの、その価値を確かに全身で感じ取ることができた。いつかはIMAXレーザーも体験してみたいな。
入場列がディズニーばりの大行列で入場者特典もとっくに尽きててさすがスパイダーマン。さすがマーベル映画。

激しいアクションあり、圧巻のサプライズあり、尊いラブもあり、あまりにも素晴らしい作品でした。余韻が消えない。
まだ1月だけど2022年ベスト映画トップ確定です。

この作品をこの世に生み出してくれた人たちやこの作品に携わってくれた人たちには心の底から、ただ、感謝。
ありがとう。それしか言えない。
本当にありがとう。
わこつ

わこつ