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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのCIVILのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

「大いなる力には大いなる責任が伴う」

アイアンマンの背中を追いかけたHC、アイアンマンの遺志を継ごうとしたFFHを経ての今作でようやく1人のヒーロー、スパイダーマンとしてのオリジンが完成したような気がする

序盤のデアデビルにもだいぶ驚いたがまさか本当にスパイダーマンが3人揃うとは…まぁ正直アンドリューガーフィールドは出てくると思ってたけどトビーマグワイアまで出てくれるとは…エンドゲームとはまた少し違うベクトルですごいことやってる

スパイダーバース大好きな人間として嬉しかったポイントは
・「腰が…」「わかるよ」のくだり
・「黒人だと思ってた、どこかに黒人のスパイダーマンもいるかもしれない」のセリフ、マイルスの事を意識してというのは明白だしそれを抜きにしてもスパイダーバースでも言及されていた「誰にでもマスクは被れる」という言葉に繋がる発言だからメタ的な意味でもこのセリフを言ってもらえた事がすごく嬉しかった
・スパイディ同士の会話の端々に“一人じゃない”と思える要素があったところ

その他細かいところで言えば、ウィレムデフォーの演じ分けが本当にすごかったこととか状況が把握できていない中で躊躇なく銃口の前に割って入りピーターの盾になるハッピーのかっこよさとかもあるけど次々と浮かんでくるので書ききれない気がする

あとやはりすごく嬉しかったのは、間接的にとはいえ永遠に観ることのできないと思っていたスパイダーマン4とアメイジングスパイダーマン3を観れたこと!
ラストの手作りのスーツが1番見慣れたクラシックなカラーのスーツだったのもグッときた

ついにマルチバースが導入されたMCUの今後がますます楽しみ

そしてスパイダーマンの今後もどうなるのやら…
MJとネッドとまた会えると良いなとはもちろん思っているけど、個人的には再会しない未来もありなんじゃないかと思っている、“No Way Home”のタイトルのとおり今作のラストでピーターが選択したものでもあるわけだし
今はまだ何もわからないけど、どんな形であれいずれまたトムホスパイディに会えると信じながら待ちたいと思います
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