スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホームのmuuのネタバレレビュー・内容・結末

これはもう何書いてもネタバレになってしまう！予告でもわかるように、これまでのスパイダーマン映画からよくこんなにも当時のキャストが集結したなと驚くほどにヒーローもヴィランも勢ぞろいでワクワクニヤニヤしました。地下で閉じ込められたヴィラン同士が会話するシーンがすごく好き。もちろんピーターパーカーが揃って会話してるシーンも大好きで、３兄弟のようで楽しい。

アームのペアリングとかエレクトロの変化とか木になった博士はいる？とか、クスッと笑えるジョークが散りばめられていて面白かったし、それぞれの世界のピーターパーカーが集結してからは過去作を彷彿とさせるような嬉しいシーンもたくさんあって興奮しました。マルチバースがMCUに本格的に絡んできたのを見れたのがスパイダーマンで良かったなと思ったし、それがただ大集合してすごいだけでなく過去作との整合性やリスペクト、MCU版スパイダーマンの雰囲気に合わせた展開が描かれた脚本がすごいなと思いました。こんなに登場させたらキャラ渋滞不回避そうなのに、その辺が整備されて美味しいところは外さないのが良かった。ヴィラン達がアークリアクターに関心を示すシーンに、どのバースでもトニーの発明は凄すぎて毒にも薬にもなり得る可能性を感じたりもしました。

個人的な好みの問題ですが、スコア満点にしなかった理由としてはMCU版のピーターが終始あまりにも報われなかったので辛くて。大いなる責任が重すぎないか！トムホピーターお前も幸せになれと感傷深い気持ちになりました。まだまだ気づけていない伏線もたくさんありそうなので、また観たいなと思う魅力ある作品だと思いました。