ねぎ地獄

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのねぎ地獄のレビュー・感想・評価

3.5
🎥あらすじ:
前作でスパイダーマンの正体が自分だと全世界にバラさらてしまったピーター・パーカー。さらにミステリオ殺害もスパイダーマンの仕業だという覆すのが困難なデマまで拡散される始末。正体がバレされたことによる弊害は自分自身のみならず家族、彼女や親友にまで及ぶことに。困ったピーターはドクター・ストレンジに助けを求めたところ、「スパイダーマンの正体がピーター・パーカーであること」を人々から忘れされる魔術をかけることにしたのだが、なんと失敗…複数の世界が時空を超えて出現するマルチバース化が起こってしまう。これにより過去のヴィランたちが集結し街はカオスに…

✍️感想とその他メモ:
多くの人から勧められたと同時に「今までのスパイダーマンを観てから鑑賞」を義務付けられ、仕方なくこれまでの7作を鑑賞してから挑みました。たしかにこれは過去作は必須だったと鑑賞後に納得。
泣けるシーンも感動シーンもたくさん。
「っあ!このシーンは!!」や、「このセリフは!!」、「あ、この小道具は!!」が連発し、それが感動や悲しみを助長し、鑑賞後の満足感につながっていると思います。

音楽も映像も楽しくないわけないぐらいお金かかってますし、エンターテイメントとして最高だと思います!
また、これだけ過去のキャストや、過去作品の内容をぎゅっとしている点も監督のスパイダーマン愛やプロダクションサイドの統率力、意気込みを感じて、作り手側の尽力を考えても泣ける。

が、これは本作に限らず、
揺るぎないヒーローの正義感たっぷり!
アメリカが世界の中心感たっぷり!
という世界観そのものに違和感を感じるので、大好き!とはなれませんでした。
そしてこれは多くの方がご指摘されてますが、やはり前作を全部観ないと楽しめない作品ってどうなんだろうか…とは思ってしまいます。

ですがですが、結局エンタメとして存分に楽しめました!
ねぎ地獄

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