このレビューはネタバレを含みます
面白かった!
過去のスパイダーマン作品の敵とバチバチ戦うだけの単純なストーリーかと思ったらそうでもなかった。
大きな力には大いなる責任が伴う
をテーマに、過去作品の敵を、単に敵として力でねじ伏せればそれで良いのか?救う道はないのか?葛藤するピーター。
ヒーローは、力だけじゃなく、道徳心、自己犠牲の精神を持ち合わせていなければいけない。
魔術の暴走によるマルチバースからの侵入者を防ぐために、ピーターはすべての人の記憶から自分の存在を忘れさせ、まさに自己犠牲により、世界を救った(自分が招いたことなんだけど、、、)。
この自己犠牲は、トニースタークが命と引き換えに世界を救ったことと通じる。ピーターは、前作で受継いだトニースタークの意志をここでしっかりと体現したのではないか。
これで、トムホランドのスパイダーマンは終わりなのかな?それともヴェノムとの対決があるのか?もう高校生じゃないから、やっぱり終わりかなぁ。
いやー、スパイダーマンたちが集まった時の会話とか面白かったなぁ。あのたわいもないわちゃわちゃした感じとかいいよね。