kumakuma

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのkumakumaのレビュー・感想・評価

4.0
スパイダーマン好きなら間違いなく★5,しかし・・

マルチバースが起こした最高の共演。制作会社をも超えたエンターテインメント作品。
前作のファー・フロム・ホームの続きからはじまる本作はパーカーの正体がバレて、ミステリオの殺害容疑を着せられる。トニースタークが作ったイーディスもスターク社製ドローンもミステリオの悪事が記録されているはず、あんな編集動画で誤魔化せるわけがない。不起訴になったとはいえ、、、
トニースタークを愚弄してるのか?とアイアンマン好きとしては納得できなかった。

そして、ストレンジは完璧主義者であんな凡ミスをしないと信じたい。事の発端でストーリーありきなので仕方ないがストレンジのミスにしてほしくなかった。

過去のヴィラン達の登場も不自然で倒される前の平行世界から引き寄せられたのはいいが、老けている(時間軸を超えた?)のはおかしい。もちろん2人のスパイダーマンもそうだ。生きているのであれば時間経過で老化はわかるが、ヴィラン達は死ぬ前で転送されたなら老けていては説明がつかない。

この3点が観ていてモヤモヤしてしまった。
ただトビー&アンドリュー・スパイダーマンは本当に嬉しかったし、救いにもなったように感じた。
グリーンゴブリン役のデフォーは流石の一言!あの狂気溢れる表情は最高!

個人的希望としてはトムホにはアイアンマンを継ぐ、かつリア充でいてほしかった。原作のような大事な人を失い孤独に戦うピーターにもっていく必要があったのかと・・

映画作品単体でみれば★5に値するが、MCU作品の流れなど考慮するとマイナス1となった。
kumakuma

kumakuma