ねつき

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのねつきのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

「大いなる力には大いなる責任が伴う」

いや、そりゃないってぇぇぇ
頑張って見てきてよかったよ?面白かったよ?でもこの終わりかよ、だめだ、無理だ、スコア付けらんない
トムホピーターのあのうぶさ、青さ、擦れてなさがやっぱ好きで、その上で不器用なMJ、楽しい親友、若くて可愛いメイおばさん、頼れるお兄さんヒーローズに囲まれてピーターパーカーらしからぬ感じで明るく生きててさ、それがよかったのよ。やっぱ私は頑張ってるヒーローが正体隠してきったない部屋に住んでたり大切な人が傷つけられて孤独になったりするのが耐えられないわけ。そんなのってないよって思うのよ。華々しく市民を守ってるヒーローの私生活が見窄らしくていいわけないのよ。だからさ、MCUのさまざまなヒーローたちはみんな各々の生活あれど、基本的に正体明かして「職業:ヒーロー」てな感じになってるからちゃんとヒーローで食っていけてるじゃない。今までのスパイダーマンの、私がいたたまれなかったとこはまさにそこでさ、正体隠してるせいで、生活の保証がされないわけ。そんなの悲しすぎるし、受け入れられないんだよ。だからあんまピーターパーカーに感情移入しないようにしてきたわけ。無理だから。
でもさ〜今回のはそりゃないよ〜〜。そりゃ今回がスパイダーマンシリーズ3作目で、「スパイダーマンは孤独なヒーローだ、大いなる力には大いなる責任が伴うんじゃ」って言われたら、そりゃこのピーターだって例外なくそこに収まってるんだけどさ。ここまであんな幸せだったのに、そんなのないよ。まだ高校生だよ?間違えもするじゃん。一生なんて負えないよ。ストレンジは「スティーブンと呼んでくれ」じゃないんだよ。高校生にそんな悲しい決断させんな。お前がなんか方法考えてなんとかしろ、大人なんだから。

過去作ちゃんと全て見ていたので、これでもかというくらい過去作の人々出てきたのを「おお〜」と思いがら観た。アメイジングがゼンデイヤをキャッチしたのにはグッときたね。各々の作品の落とし所みたいなのを作っていて、関心こそせど感動はしないのは、スパイダーマン愛というかMCUスパーダーマン愛だったということなのでしょう。完全一見さんシャットアウトな感じもなんかな〜と思うし、とりあえず悲しみの皺寄せがトムホに行ったことが私は許せない。

続編はないのかと救いを求めてエンドロール後まで見たが、ドクターストレンジの予告編で強制終了してガーンとなった。心新たにもう1回見ようかな…





てか「ノーウェイホーム」って、タイトル悲しすぎ。
ねつき

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