夜中にこっそり偉いさんのとこの牛から牛乳盗んでドーナツ作りで一攫千金
絶対バレるからドキドキして見てたけど、話のベクトルはそっちじゃなくて、人間の優しさや友情でした。
あのドーナツ買えなかった少年の…
今年ナンバーワンに良いかも。ケリー・ライカートの作品は油断してるととても精神が傷つく作品もあるけど(映画としては最高だが精神的にヘビーダメージ)
ファースト・カウは、終点は始めのそこで決まっていて
…
風景の中の動きや人の動作を時間の経過するままに
西部開拓時代以前の原始的な暮らしの中で料理人クッキーと中国人移民ルーの二人の優しい世界が描かれます。ケリー・ライカート監督作品は没入するとずっとドー…
ようやっと牛!ブレイクの言葉から始まる素朴な予感。そして予想以上に優しすぎる西部劇。起業家精神たっぷりの中国人とベイカー男子は牛ともお話し出来る優男すぎてたまらーん♡彼の地で作られる原始なドーナツの…
>>続きを読む夕飯が焼肉だったので、ケリー・ライカート新作を敢えて今日観る。開拓ものって事で、荒野にて水辺を求める『ミークス・カットオフ』の風景とは異なり、スタンダードサイズでオレゴンの川を含めた色んなシーンをパ…
>>続きを読む犬が佇んでいる、クッキーを少し煽り気味に見つめる。
クッキーが佇んでいる、枝を見上げている。
鳥が木に佇んでいる。
視線がフィクション的な時空間を繋いでいる。今よりも遥か昔にあったかもしれない時間…
このレビューはネタバレを含みます
『ミークス・カット・オフ』のラスト・シーンでミシェル・ウィリアムスの視線の先にあったのはこれだったかと思う。
淡々たる自然描写をし、自然音を際立たせるライカートの手法。なにも劇的なことは起きない「…
友情の証明について。
男性的な支配下にあった西部開拓時代で共に生きづらさを感じていた料理人のクッキーと、中国人移民のキング・ルーのアメリカンドリームとその顛末を静かに描く。
西部劇でありがちな激しい…
遠い昔話、お伽話のようでいて、めちゃくちゃ現代の話でもあるように感じてしまいました。それは人間はどこまでいってもそうなんだという、いつまでも変わらないものが描かれているからなのかもしれないです。
…
初めてのケリー・ライカート。鬱蒼とした森と深い暗闇、粗末な小屋、静かな川の流れ、すべてが美しい。一攫千金を夢見て悪さを企てるがどこか憎めないふたりの友情と逃避。冒頭とラストがつながり悲しくも心に響く…
>>続きを読む©︎ 2019 A24 DISTRIBUTION. LLC. ALL RIGHTS RESERVED.