二人の男の友情を真摯に、そしてその果てに辿り着くべきはどこかを描いた作品。
嫌いじゃないが面白いかは上手く語れず…でも良い映画だった。
日常の時間経過をただ見守るかのようなノスタルジックな長回しが多用されており、冒頭からそれが見て取れる。(船のフレームインがゆっくりすぎて笑った)
ただ物語の起伏が薄いのも相まって、退屈さを拭う事は正直できなかった。
良い余韻は有ったため、セリフやストーリーだけでなく情景や演出の意図にまで思慮できればもっと楽しめるのだろうなと思う。感想を巡ろう。
字幕の白さが台無しにしている場面もあったため、いっそ字幕を消して正方形の画面いっぱいに「西部開拓時代のオレゴン州」を味合うのも一興なのかもしれない。