このレビューはネタバレを含みます
オレゴンを舞台にクッキーとルーという2人の男がドーナツを作って成功を目指す。
冒頭に紹介されるブレイクの詩の通り、
物語の主題は友情であり、
最後にルーがお金ではなくクッキーに寄り添うことを選ぶシーンが、
この映画を象徴していた。
いわゆる西部劇的な
マッチョで渋い男たちではなく、
気優しく非暴力的な男性たちを
主人公としているところに
A24みを感じた。
オレゴンの風景描写、
そこに生きる19世紀当時の
人々の様子など、
映像的美しさも印象的だった。
ただし、仕事帰りにこの雰囲気の作品は
寝落ち不回避。