スタンダードサイズのなかで何層にも重なる奥行きのうつくしさ。草木のヴェールや揺籠のアーチ越しの眼差し、光にくり抜かれた窓枠のショット、テントのわずかな隙間から覗く外の世界。どこをとっても惚れ惚れする…
>>続きを読む犬を含む数々の動物が愛情たっぷりに映されていてよい。
いろんな丁寧な描写に時代背景を深く読み込むことができて、よい映画だと思った。ただ私にはテンポがゆったりしすぎてたのと、クッキーの善性も友情もあま…
西部開拓時代のオレゴン州の、まだまだ物資の流通が整っていない環境で開拓民たちは発展途上な農業や狩猟を行い、みなギリギリで日々の糧を得ていた頃の話です
その土地に1頭の乳牛がはじめて持ち込まれるのです…
A24作品。
「鳥には巣、蜘蛛には網、人には友情」byウィリアム・ブレイク
ユダヤ系アメリカ料理人と中国系移民のアメリカドリーム。
仲買人が買った、オレゴンに初めてやって来た牛(ファースト・…
今作、映像に力が無かった。風景やその美しさ、大地の胎動に荒々しさ、そのようなものではなく映像と感情の結びつきがぷっつんと切れてしまっていた。人や土地、世界そのものが映像の中に溶け込み、感情を揺するよ…
>>続きを読む主人公二人が逃げきれずに死ぬというラストなのにこんなに温もりが胸に残るのはどうしてだろう。
冒頭の白骨を見た瞬間、歴史物を見る場合は実は全員その後死ぬってことなんだよなー…とふわっと思った。
で…
かろうじて見えてはいたけど映像のほとんどが暗くて、時代や背景に忠実に作ってるんだろうなぁと思った。家の壁?の隙間から漏れる陽の光がすてきだったりはするけど、もうちょっと明るめだったら細かい動きとかが…
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