ヤスマサ

ジャンゴ 繋がれざる者のヤスマサのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.0
奴隷のジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が、生き別れになった妻を取り戻すために奮闘するバイオレンス・アクション。
南北戦争前夜のアメリカで、懸賞稼ぎのドイツ人キング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)によって自由の身となった元奴隷ジャンゴは、シュルツと協力して賞金稼ぎの旅を続け、とうとう農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)の所に妻がいることを突き止める。

エグい、痛快、面白い、タランティーノならではの作品。
元ネタ?になった「ジャンゴ(続・荒野の用心棒)」とは、ジャンゴが拳銃の名人であることが一緒のほか、オープニングクレジットの形とオープニングの曲、KKKを思わせる白い覆面(元ネタでは赤)こそ寄せているものの、脚本はタランティーノによるオリジナル。
レオナルド・ディカプリオの悪役感もいいが、クリストフ・ヴァルツの良い者振りが、珍しいせいか際立つ。
緊張感ある人間関係と、タランティーノならではの驚きなストーリー展開に、最後まで目が離せない。
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