“今後無いと言っても過言ではない最強ブラックスプロイテーションムービー！”
な、傑作ですが久々に見たのメモレビュー。
もう両手放しで完璧なタランティーノ作品。
彼らしいグラインドハウス感＋ブラックスプロイテーション風味！
王道のフォント感、シリアステーマの中にあえて入れる笑いのセンス、シンプルなプロット、アニメ感、適度なゴア表現。
どれをとってもバランス感覚が完璧としか言いようがない。
タランティーノらしいグラインドハウス的、
長ったるい雑談シーンも相変わらず含んでてウケる。
謎の顔の「はっ！」としたズームもウケるw
主演のジェイミー・フォックスは本作が1番なんか似合ってるし、
ディカプリオもあるある白人悪役にどハマり貢献。
そして「すまん我慢できなかったんだ」の一言で胸を締め付けてくる“相棒医師”のシーン。
王道正義感の在り方とディテールをバイオレンスなエンタメに乗せてくるあたりが本当に憎い！
黒人差別から派生した現代黒人ギャング感を西部劇にしたと言ってしまえば簡単だけど、それらを変換するアイデアは天才としか言えない。
