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返校 言葉が消えた日のHのレビュー・感想・評価

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)
3.2
今から大分前の台湾を舞台にしたホラー映画。

完全に共産党が台湾を支配していた時代、本を読むことすら禁じられ自由をなくした世界で生きる学生と教師。
自由を求め、隠れて読書会を設立するも、誰かの裏切りにより密告されてしまう。
密告者は誰なのか、みんなの命はどうなるのか、拷問をうけ、悪夢の中を彷徨いながら真相を探っていくホラースリラー。

台湾映画のじめっとした空気感はすごくよかったのと、1960年代の台湾の社会情勢を背景に繰り広げられ、ゲームを原作として作成されているので少しダークファンタジー?感もあるのかな。
時代背景によって悲しい物語でもあるので、ただのホラー映画ではないな。
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