原題『Rikos ja rangaistus』 (1983)
監督 : アキ・カウリスマキ
脚本 : アキ・カウリスマキ、パウリ・ペンティ
撮影 : ティモ・サルミネン
編集 : ヴェイッコ・アー…
アキ・カウリスマキの処女作。
本作にも、最新作にも、作品に一貫性があり、アキ・カウリスマキの主義が滲み出ていた。
"汝は塵にすぎん、塵に帰るのだ"
この台詞はニクい。ただ、これほど相応しい台詞…
長編処女作ながら既にカウリスマキの作家性が備わっていて感心するが、無機質なフィルムノワールが故に緩いシュールな笑いというよりは地味にブレッソン的なソリッドが漂う。しかし、ラストでマルックトイッカが自…
>>続きを読むドストエフスキーの『罪と罰』とはあらすじがだいぶ違っていて(読んだの昔すぎてググってやや思い出した)、内面的な罪の意識に焦点を置いた物語ではなく、あっさりとした冷ややかな映画になっていた。刑事とのや…
>>続きを読む幼稚園時代の忘れられないことのひとつに、誰とも戯れず毎日砂場の横でずっと立っていた内田くんのことだった。彼は小学生になって気がついたらウッチーと呼ばれるようになり戯れられるようになったが、立ってろと…
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